リーシュの定期交換

1、準備
2、パドルバック
3、事故につながる恐れ〜リーシュのチェック〜
4、リーシュは命綱

1、準備

久しぶりの海。

鼻炎がひどくて呼吸ができず行く気にならなかったり、

仕事が遅くて夜型になってしまって早朝に起きれなくなってしまったり。

車が自由に使えなくなってしまったり。

海から遠ざかると生活のリズムを戻すのがなかなか、大変。

普段の生活。ライフスタイルが本当に大事。

と、色々と考えながら早朝の海。

忘れ物がないように前日の夜にセッティングするも

もっていくものを揃えていると

なんだか忘れ物をしている気持ちに。。

タオル、着替え、カメラ、、

あれ?バッグどこだっけ?カギってどうやってもっていった?

なんだかふわふわしているので

一度、座って車に荷物を積みこむところからシュミレーション。

パドルを忘れないように、、ポイントに到着して板を出してワックス塗って

フィンをつけて…。

あ、リーシュリーシュ。

そんな感じで前日に全て揃えて就寝。

……早朝。

ポイントに到着後、シュミレーション通りに黙々と準備してパドルアウト。

すでにみなさんはピークへ。

まだ暗いのに、、、この辺もいつもいつも行ってた頃と同じ。

久しぶりなので1つずつ丁寧に確認しながら準備してパドルアウト。

2、パドルバック

暗いのにもう戻ってくる人影が。。

暗くても漕ぎ方とシルエットでわかります。

お久しぶりです。Mrキャプテン。

「超〜久しぶりですね〜!元気でしたか〜?!」

しばらくぶりに会ってそう声をかけてもらうと

なんだか嬉しいもので。

お互いに時間もないのですれ違い様に挨拶を交わして

ピークへ向かう私と波乗りを終えて帰るキャプテン。

さらに後ろからもう1人。

この座ったパドルのシルエットは

Mr恩人。

(以前、鍵を流した時に拾ってくれた記事(近々にアップします))

「誰かと思いましたよ〜!久しぶりですね〜!仕事忙しい??」

そう気遣って声をかけてくれる大人の男。

彼も仕事に行く前にひと乗り。

生活の中に海があるってこういうことだよな〜。。

しみじみ思いながらピークへ。

コンディションがいいので普通に漕いできましたが、

久しぶりの板の上はなんだかおぼつかなくて

スネくらいでブレイクしている波を超えるのもヨタヨタ。

ちょっと皆とピーク外してやっとくべきか。。

そう考えた矢先に

「おー!アフロさん久しぶり!一緒にやりましょうよ!」

そう声をかけてくれる

大人の男Mrイチロー。

3、事故につながる恐れ〜リーシュ切れ〜

乗れるか??

そう心配している私をよそに

暗いなか、いい波をキャッチしていくMrイチロー。

彼を目印にピークとうねりを見ていると、だんだん波も見えてきて、

体がこわばりながらも数本乗れて。

お!なんとか体に思い出してもらいたい。

もっと乗りたい。

そう思ってインサイドで欲張ってレールを入れた瞬間にワイプアウト。

あらら、、

そう思った瞬間 「パチーン!!」

聞き覚えのある嫌な音。

右足が軽くなり、板が離れる感触。

やってしまった。。

板が10メートルくらい先まで流れていて、取りに行こうと泳ぐもパドルが邪魔。

こんなときどうしたっけ??

思い出して板の方にパドルを投げ(多少でも泳げる人に限ります。)

泳いでパドルをとり、また板に向かってパドルを投げ、泳いで行って

パドルをとり、さらにパドルを板に投げ…を数回繰り返し、

やっと板を捕まえて、ひと息。

上がってみてみると

根元からコードがない。

強制終了。。

ピークで黙々と波にのるMrイチローに声をかけ、

4、リーシュは命綱

私もパドルバッグ。

1時間、入る予定が結局30分。

海に入った時間よりも切れる恐れのあるリーシュで

パドルアウトしたことに反省。

そうだよな、前もこんなことあったよなと。

リーシュは定期的に変えることをおすススメします。

久しぶりに海に行くならリーシュは新品を使いましょう。

程度にもよりますが、海で使用後に数ヶ月も使っていない
リーシュは劣化しています。

使い方次第ではいつ切れてもおかしくないので

不安があるなら新品を使いましょう。

安全も含めて準備は念入りに。

そう思ったので、恥ずかしながらお共有させていただきたくアップしました。

どのリーシュが必要か?

リーシュはどれがいいかよく聞かれますが、
SUPのリーシュは太さが9mm以上をオススメしております。

なぜ、9mm以上の太さが必要かというと、

ご存知の通り、SUPの板はサイズがロングボード同等、もしくは
それより大きいことが多いです。

その大きな板を体から離れないようにつないでくれるリーシュはまさに命綱。

SUPはワイプアウト(落水)することを前提に考えます。(後の記事で書きますが落水は悪いことではありません。)

落ちた後、板は波に引っ張られてリーシュはグイーンと伸びます。

波の力は言うまでもないく、ヒザ波でも大人が立っていられないくらいの
パワーがあります。

その波の力が落水の衝撃と共に、重い板を引っ張ります。

体が水中に入り、板は水面に浮いているので、その分の負荷も加わって

ワイプアウトの際にリーシュにかかる負荷は相当のものです。

リーシュがないから。。

昔、使っていたショートボードのリーシュを使っているなら、

考え直してみた方がいいと思います。

ショートボード用のリーシュでは大きな板を引っ張るには限界があります。

特にいつ使用し始めたかわからないくらいのリーシュなら劣化していることが考えられます。

使用するリーシュの長さは最低、板と同じ長さ。

上級者になると波乗りの時にコードが邪魔になるので、

短くするのもアリですが、スペシャリストでない限り、

板の長さと同等、もしくは板の長さ以上のリーシュを使用しまししょう。

ワイプアウトした際、板が近くにあると危険です。

9フィートの板ならリーシュは9フィート以上、太さは9mm以上です。

自分へのメッセージも含めてもう一度、書きます。

しばらく海に入っていなければ

リーシュは新品にしましょう。

リーシュは切れる前に交換しまししょう。

事故が起こる前に。。

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